top of page

検索


利益はどこに消えた???
決算書上で1,000万円の利益が計上されても、手元の預金残高が同額増加するとは限りません。本記事では、貸借対照表の資産・負債・純資産の構造をもとに、利益と現金の動きが一致しないメカニズムを解説します。具体的には、利益を借入返済に充てた場合や、設備投資に回した場合のケースを取り上げ、それぞれが純資産を増加させながらも現金預金を減少させる仕組みを示します。利益=現金ではないからこそ、納税資金や投資余力を確保する資金繰りの管理が不可欠です。借入返済と設備投資のバランスを適切に取ることで、会社の成長と安定したキャッシュフローを両立できる視点も重要です。経営者は、貸借対照表の変動を定期的にチェックし、利益の使い道を的確にコントロールする力を身につけましょう。本記事で学んだ貸借対照表の読み方を実践することで、数字に基づく意思決定がスムーズになり、資金繰りの不安を解消できます。
7月17日読了時間: 3分
bottom of page