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AI税理士の経営管理教室 第8回資金繰り表は何のために作る?

2 時間前
読了時間: 2分


## はじめに


今日、銀行口座に1,000万円ある。


それだけ見れば、

「しばらく大丈夫そうだ」

と思うかもしれません。


でも、

3か月後に大きな支払いが重なるとしたらどうでしょうか。






「今1,000万円あるなら、ある程度安心していいんじゃないんですか?」




「今だけを見るならそうですね。

でも経営では、これから、いつ、いくら入って、いくら出ていくのか

も見ておきたいんです。」




BSは「今」、資金繰り表は「未来」


たとえば、

現在の現金が1,000万円。


今後3か月で、

税金 300万円

借入返済 150万円

仕入代金 400万円

設備投資 200万円

が予定されているとします。


もちろん、

その間には売上の入金もあります。


だから、

支払いだけを足して判断するのではありません。


これからの入金と支払いを月ごとに並べ、

月末にいくら現金が残るのか

を先に見ておく。


そのために使うのが、

資金繰り表です。



資金繰り表の価値は「未来が当たること」ではない


資金繰り表を作っても、

売上や入金日は予定どおりにならないことがあります。


それでも、

作る意味はあります。


なぜなら、

資金繰り表の一番の価値は、

未来を完璧に当てることではなく、

お金が足りなくなる可能性に早く気付くこと

だからです。


3か月後に資金が不足しそうだと、

今日分かれば、

設備投資を少し遅らせる。

仕入や在庫を見直す。

売掛金を早く回収できないか考える。

金融機関へ早めに相談する。


いろいろな選択肢があります。


でも、

銀行口座のお金がほとんどなくなってからでは、

選択肢は一気に減ります。


資金繰り表は、未来を当てるための表ではありません。

お金が足りなくなる前に気付くための表です。



黒字の会社にも必要です


資金繰り表は、

赤字会社だけが作るものではありません。


売上が急に伸びている会社。

大きな設備投資を予定している会社。

借入返済が多い会社。

納税額が大きくなりそうな会社。


むしろ、

会社が動くときほど、

未来のお金を見る意味があります。



今日のポイント


BSを見ると、

今の会社の現状が分かります。


資金繰り表を作ると、

これから先のお金の動きを考えられます。



BSが今なら、資金繰り表は未来




次回は、設備投資を考えます


「銀行にお金があるから買える」

それだけで設備投資を決めてよいのでしょうか。


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