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AI税理士の経営管理教室 第13回経理担当者や税理士に任せていれば大丈夫?

2 時間前
読了時間: 4分


はじめに


ここまで、


利益と現金。

PLとBS。

資金繰り。

借入金。

設備投資。

純資産。

節税。


いろいろな角度から、

会社の数字を見てきました。


会社の数字を見る場所が、最初とは少し変わったのではないでしょうか。





「以前は、売上と利益さえ分かればいいと思っていました。

でも、今はそれだけでは足りないのが分かります。」




「そのようにおっしゃってもらってよかったです。

経営者が、経理や税務の専門家になる必要はありません。

数字を作る仕事と、数字を使って会社を決める仕事は別なんです。」




数字を作ることは、任せられる


帳簿をつける。

試算表を作る。

決算書を作る。

税金を計算する。


こうした仕事は、

経理担当者や税理士に任せることができます。


でも、作った数字を見て、

「では、これから会社をどうするのか」

を決めることまでは、経理担当者や税理士には任せられません。




「数字を見ても売上は増えない」は、本当?


「数字なんて見ていても売上は増えない」

「会社は営業が一番大事だ」

そう考える経営者もいます。


もちろん、

売上を作ることはとても大切です。


でも、

売上を作ることと、会社をどう進めていくかを考えることは別の仕事であるということが、ここまでの講座でお分かりいただけたと思います。


売上を作る。


その他に、

どこまで設備投資するのか?

借入をどこまでするのか?

売掛金や買掛金がどうなっているのか?

在庫はどうするのか?

運転資金は?納税資金は?


それを考えるのも、

経営ですよね。



会社を見るための「地図」は一枚ではない


PLを見ると、

その期間にどれくらい売上があり、

どれくらい利益が出たのかが分かります。


BSを見ると、

今、会社がどんな状態なのかが分かります。


資金繰り表を見ると、

これから先、

お金がどう入って、

どう出ていくのかを考えられます。


会社を経営するための地図は、

損益計算書の一枚ではありません。


PLで稼ぐ力を見る。

BSで今の体力と現状を見る。

資金繰り表で未来のお金を見る。


その地図を並べて、

これからどうするのかを決める。


これらの意思決定を無意識、あるいは経営者の頭の中で行うのと、

地図を広げて行うのと、どちらがよりよい方針が導き出せるか?





「意思決定を行う際の地図という例えはわかりやすいですね。

経営者として、将来のことをいつも考えてはいますが、

確かに地図があった方が整理しやすいです。」





「地図を作るお手伝いをしたり、

一緒に地図を見て経営者の整理のサポートは任せてくださいね!」




数字を作ることは任せられても、数字を使って会社をどうしていくかを考えることは、経営者にしかできません。




税理士との会話も変わってくる


数字を、

「税金を計算するためのもの」

とだけ考えていれば、


税理士との会話も、

「利益はいくらですか?」

「税金はいくらですか?」

で終わりがちです。


でも、

「利益は出ているのに、なぜ現金が増えていないんだろう?」

「うちのBSで、今一番気をつけるところはどこですか?」

「この設備を買ったあとも、資金繰りは大丈夫ですか?」

「この借入をしたら、BSはどう変わりますか?」


そんなやりとりができるようになると、

決算書や試算表は、

作って終わる書類ではなくなります。


経営に使う道具に変わります。



最後に


PLを見る。

BSを見る。

資金繰りを見る。



繰り返しになりますが、数字を見ても売上や利益が湧いてくるわけではないという、

それはその通りだと思います。

数字が理解できるようになることで得られるものは、意思決定の質です。

その意思決定の質が、会社の収益力向上や財務基盤の強化を生み出します。



次に月次の試算表を受け取ったとき、

PLだけ見て閉じるのではなく、

BSも一度開いてみよう、

と思ってもらえたなら、

この講座は成功です。





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